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いちばん幸せな時代、場所って

先日友人から『エリザベスの友達』という本を紹介してもらいました。
村田喜代子さんの小説。
町の図書館には置いてないようでまだ読めてはいないのですが。
認知症の母親たちがどんな世界で生きているかという小説だそうです。
その中に、
『認知症の人は、その人がいちばん幸せだった時代、場所に戻って生きている』とあったそうです。
わたしなら、いつ頃に戻るのか?

教員だった夫は、結婚早々、隣村の山の小さな小学校に赴任しました。
酪農が主体の集落で、人間より牛の数が多い。
教員住宅で3年暮しました。
そこで子供を2人産みました。
とても気持ちのいい高原を、ベビーカーでのんびり散歩しましたっけ。
近所の人は皆さん親切で、野菜やらしぼりたての牛乳を、よくいただいたものです。
何の心配もなく、惑いもなく、
あの頃が一番幸せなときだったかなぁ。
もしかして、いつか認知症になったら、
あの頃に戻って、あはは、うふふ、とひとりで笑って過ごしているかもね。
そうなったら、
おかあさんは今幸せな時の中にいるんだなと、
そっとしといてもらいたいものですね。

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お休みの日に

水曜日はバイトお休みの日です。
いつもの薬をもらいに病院へ。
そのあとドラッグストア、スーパーで買物。
町の図書館で本を借り帰宅。
そのあと干してあった客用の寝具を片づけ、それでもまだお昼前です。
1日って長いんだなぁと、変な感動をおぼえてしまいました。

午後は畑の草取りをしなくちゃと思っていたのに、
借りてきた本を読み出したら止まらない。
あれをしなくちゃ、これをしなくちゃと、頭の片隅で焦りながらも。
とうとう1冊完読。
薄暗くなった外を眺めて、
いいのさ、今日はお休みなんだからと、心に言い訳。
やらなくてはいけないことより、
やりたいことを先にしてしまう。

お母さんはわがままだよねと娘に言われたことがあります。
ええ?と心外でした。
いつわたしがわがまましたの?
これまでこどものこと、両親のこと、暮らしのことに必死で、
自分のことなんていつも後回し。
化粧水だって買えないことあったんだから。
でも、
考えてみれば、夫が亡くなってから、何につけひとりで決めてやってきたから、
自分のやりたいようにやってきたともいえるし。
ひとりぐらしの弊害?でしょうか。
わがまま、といえば、そうかもね。

娘に言わせると、
けっこう頑固なんだそうです。
そんなこといわれると、むっとして、
いろんなことから解放された今くらい、好きにさせてよと思う。
老いては子に従え?
ふん!
では、トラブルを避けるために、
面従腹背でまいりましょうか。
それ、意外と得意かも。

お盆三日目

旧盆三日目、みなさまいかがお過ごしですか。
夫は四男ながら、なぜか嫁ぎ先の位牌を守る立場の嫁でございます。
その夫も20数年前に物故し、その後、長兄、次兄のお葬式も出しました。
お盆はさすが大忙しと思われがちながら、
不出来な嫁は、手を抜くべきところはきちんと手を抜き、知らぬ顔でやっております。

さて今年のお盆ですが、
二女が孫を連れて帰省しまして。
(中学のクラス会出席)
空いた日に「どこか連れて行って」とお願いされたもので、
なんと14日、15日、留守を息子夫婦に頼んで、隣町の遊園地、隣村のファームに小さな車で娘親子をお接待。
お盆に遊びに出かけるなど、以前なら考えられないことでした。

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遊園地は小さな子供連れで大賑わい。
眺めていると、なんとも不思議な幸せな気持ちになりました。
子供たちが、実に楽しそうで、連れの両親やおじいちゃんおばあちゃんも楽しそうで。
子供が大切にされている風景って、
本当に平和で満ち足りた心になります。
この小さな子供たちが、これからの世を支えていくのだなと思えば、
できるだけ、よい世界を、残してやらなければと思うのです。

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そして今日。
ポニー乗馬体験や、ゴーカート遊びで楽しんで帰ると、
家の孫クンが
「きょうはにほんがせんそうをやめたひ」なのだと教えてくれました。
娘と顔を見合わせ、
ああ、終戦記念日を忘れていたわと、恥ずかしい。
孫クンは、目をつむってお祈りしたらしいです。
いい大人がなんとしたことでしょう。

偲ぶ会

先月、大好きで憧れていた文章仲間の先輩が亡くなりました。
その葬儀に出席した仲間4人で、「偲ぶ会」をやりましょうよという話になって、
今日、その「偲ぶ会」でした。
在りし日の先輩のすてきな姿、凛とした姿、おしゃれな姿、小粋な姿、皆の口から楽しげに飛び出します。
なかなか日にちが合わなくて、ようやくひねりだした2時間でした。
あっという間の2時間でした。
いくら楽しい時間で名残惜しくても、我が仲間たちは、集まりのあと、ではねと、さっと散って行きます。
そのあっさりとした別れ、とても気分がいいのです。
べたべたしない付き合い方、それが長い間仲良く続いている訳なのかもしれません。

夏らしい暑さになって、畑の野菜も色づいてきました。
アルバイトに出かける前に急いで収穫。

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小玉すいかは受粉後38日ほどで収穫出来ると言われます。
40日ほど経ったので、先日最初の1個を思い切って収穫してみましたが……ハズレ。
お天気が悪かったので、生育が悪かったのですね。
まだ熟してはおりませんでした。
そして今日。
ずいぶん大きくなった実があって。
孫クンは、もう採りたくてしょうがない。
また、思い切って収穫。
そして、前回よりもっとハズレ。

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あ〜〜もったいない!

ところが、
食べてみると、意外に甘いのです。
食感は、採りたてですから、文句なしにシャクシャク。
これが熟していたら、どんなに甘かったろうと、悔しくてなりません。

見ていた?

青森も連日30度越えです。
暑いですねぇ。
暑さで夜中目が覚めました。
こんなことめったにないのですが。
とは言っても、関東以南の暑さには比べようもないでしょうねぇ。

にんにくのアルバイトが始まります。
始まる前に、少しでも草取りやっておこうと、休み休みがんばっておりました。
青森も34度となった日、お昼を済ませて、さあ、もう一働きと立ち上がったら、
携帯のメール着信。旅行中の息子から。
「外に出ないでね」
つい棒立ちになりました。
見てたの?
ひとつため息をついて、
「はい」と返信。
温度は高いけどね、風があるから、外はそんなでもないんだけどなぁ……。

家の中にいると、クーラーをつけてしまいます。
クーラーを備えたのはほんの数年前です。
娘に、
「少し暑いとついクーラーをつけてしまう。贅沢になれるのは早いわ」
とメールしたら、
「クーラーは贅沢品ではありません。健康に過ごすための必需品です」
と返信。
そうか、必需品かぁ。

オレガノの花が咲いています。

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プロフィール

柚木りん

Author:柚木りん
北国の林の中で、数十年暮らしてきました。
髪も白くなった今、これから向かう道すじを模索しているところ。
エッセイと写真で暮らしを綴ります。

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