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にんにく作業場で

にんにく農家の友人宅へ、農繁期だけ作業のお手伝い(バイトです)に行き始めて、もう何年になるでしょうか。
未だにベテランになれなくて、おたおたしています。
普段は友人夫婦にわたしの3人だけです。
今年は友人のSちゃんが、助っ人にやってきました。女3人は40年以上のおつきあい。
遠慮のない3人ですが、みなくそまじめ…なばあちゃんなので、黙々と作業。
Kちゃん(農家の奥さん)が、作業しながら、
「あ、これも、傷んでた、またくさってた」と嘆くので、
「そんなにくさらないで」と声を掛けたら、ふりむいて、
「今、しゃれを言ったの?」
「うん、うまかったでしょ」
「うまかったよぉ」
でも、だれも笑いませんでした。し〜ん

休憩時間はおしゃべりします。
それぞれに愚痴を言ったり、笑ったり。
わたしもついぐちりました。
実は来週お茶事があって、また亭主役を仰せつかったのです。
「お茶事をするって決めてから、お稽古が2回しかないんだよ。
 無茶だよね。無理だよね」
ふたりはふ〜んと聞き流し、
「ま、やるしかないわね」
「がんばって」
そして、
「所詮、他人事だし〜」
思わず「あーそう、そうだよね、そうだよね」とやけっぱちになった私を笑うふたり。
なんだか肩の力がぬけましたよ。

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プロフィール

柚木りん

Author:柚木りん
北国の林の中で、数十年暮らしてきました。
髪も白くなった今、これから向かう道すじを模索しているところ。
エッセイと写真で暮らしを綴ります。

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