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3月11日

3月11日は義姉の誕生日です。
義姉といっても、わたしより4才も年下なのですが。
働き者で明るく、どれほどいつも助けられているかわかりません。

7年前、東日本大震災のその日、予約していたケーキはちゃんと届けられたそうで。
停電でストーブも使えず寒さに震えながら、みんなでケーキを食べたのと話していましたっけ。
わたしのところは薪ストーブなので、寒いということはありませんでしたから、
うちに来ればよかったのにとあとで言いましたっけ。
その夜、首都圏や仙台市や青森の親戚の間で、お互いの安否を気遣う電話が、兄の娘、つまり姪っ子の所に集中し、彼女は手動で携帯を充電しながら、あちらへこちらへと情報を伝えてくれていました。
多少の被害はあったものの、岩手や宮城、福島の被害にはおよぶべくもなく、
呆然とあの日々を過ごしたのを思い出します。

7年後の3月11日は、兄のところへおよばれしました。
義姉の誕生祝い、海外勤務の長男夫婦の帰国、長女の快気祝い、次女の結婚祝い等々たくさんのよろこびごとがあったからです。
ささやかなプレゼントと、孫クンから大きな花束を。
こうして、よろこびごとを祝える平穏な生活は、本当に細い糸の上を歩む、奇跡のようなものかもしれないと思います。
いつ何があるかわからない……7年過ぎた今でも、ひやりとした危機感が心の底に居座っています。
被害に遭われた方々に、一体自分はなにほどのことができたのだろうと、思う苦さもともに。
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柚木りん

Author:柚木りん
北国の林の中で、数十年暮らしてきました。
髪も白くなった今、これから向かう道すじを模索しているところ。
エッセイと写真で暮らしを綴ります。

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