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いきなり血液の話?

すっかり暗くなった夕方5時の、保育園からの車での帰り道。
後部座席のジュニアシートに座っている4歳の孫が、
「栄養が血を運んでいるんだよね」といきなり話し出しました。
?と思ったものの、
「ちがうでしょ、血が栄養をはこぶんだよ」とワタシ。
いつもなら訂正されると、いいのっとむくれるのですが、意外にすんなり、
あ、そうだったといいます。
「血には白血球と赤血球があってね、外からばい菌がはいると、白血球がえいやってたたかうんだよ」
あら、よく知ってるねぇと返すと、さらに、
「おばあちゃん、血小板って知ってる?」
うろたえながら、数十年前の理科の教科書をたぐりました。
「えーと、血小板は、血を固めるんじゃなかった?」
うん、そう、とやたら冷静に、血小板の知識を披露し始めました。

どうしてこんな話になったのか?
もしや、血液の絵本でも、読んだのだろうかと聞くと、
違うといいます。
少し前、風邪気味でお腹が痛くなった際に、どうして病気になるのか、どうして病気がよくなるのかを、お父さんが説明してくれたらしい。
興味を持つと、子供の脳は、しゅるしゅると知識を吸い取るのですね。
下手をすると、4歳児に、未知の知識を教えてもらうことになりかねない。

老化の一途をたどるばあちゃんの脳と、
成長の一途をたどる幼子の脳と、
出会い、すれちがい、やがて隔たっていくのだなと。
悄然と思ったことであります。
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No title

病気になった坊やに、お父さんがなぜ? を説明してくれる。いい親子ですね、ほほ笑ましい。

幼子の知識欲に適当に答えていた私は、今頃になって笑い者になっています。
「ねえ、キリンはなんて鳴くの?」
「キリン キリン」
こんなつまらないことを35の娘は覚えていて私を笑って、ちょっと責めます。
責められても仕方ない母でした。
父親は違ってましたね。やはり丁寧に教えていたようでしたよ。

わすれ草さんへ

あ、わたしにも覚えがあります。
適当に答えて、あとで責められる。
でもね、母親は忙しいんです。
際限のない、幼子のなぜ?どうして?に、ゆったりとつきあっている余裕がありませんよね。
そこはやはり父親の出番、というより、父親の出番をつくる母親のたくらみだったとか?
プロフィール

柚木りん

Author:柚木りん
北国の林の中で、数十年暮らしてきました。
髪も白くなった今、これから向かう道すじを模索しているところ。
エッセイと写真で暮らしを綴ります。

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