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ひとり旅2日目

お城マニアでもないのですが、鶴ヶ城は一度見てみたかったのです。
実を言うと、わが家のルーツは会津にあります。
戊辰戦争のあと、会津藩は陸奥の果て(つまり青森県)斗南藩として移封になりました。
数年で廃藩置県となり、藩はなくなりましたが、多くの家臣がそのまま青森に残りました。
その流れで、夫の祖先はこの地に住み着いたのでしょうか。
夫の父方の親戚はなく、夫の家族も亡くなった今、どのような歴史があるのか嫁入ったわたしにはわかりません。
ただ、ずいぶんな苦労をしたのだろうな、とは想像がつくのです。

  IMG_1712.jpg

通りかかったら、スケッチをしていた小学生が、「こんにちは!」と元気な挨拶をしてくれました。
「お城を描いているの?」「はいっ」
たったそれだけのやりとりで、心が和んできます。
写真を撮っていると、見知らぬ男性が、
「いい構図ですか?」とにこにこ声をかけてくれ、
「はい、お城と松が、すごくいいですね」

お茶室の「麟閣」を拝観。

IMG_1711.jpg

千利休が秀吉の怒りに触れて死を命じられた折り、会津の藩主 蒲生氏郷は、利休の茶道が途絶えるのを惜しんで、その子、少庵を会津にかくまい、家康とともに千家再興を秀吉に働きかけました。
かくまわれている間、少庵が氏郷のために「麟閣」を造ったとされています。
   IMG_1709.jpg

誰もいないお庭で、お薄をいただきました。
とてもおいしく点てられていて、ぜいたくなひとときを楽しみました。

67歳の修学旅行でした。
帰りの車窓からの風景は、秋の実りの黄金色に美しく、山の緑の深々と美しく、
山の端にかかる、ぶあつい灰色雲に、旅の終わりを思いました。

   IMG_1714.jpg


帰宅後、用事があってニンニク農家の友人に電話をしたら、
植え付け準備が間に合わないと、SOSが。
慌てて、今日から、またお手伝いに。
すみやかに、また日常が始まりました。
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No title

字りんさんへ
              おはようございます

薪能  お城  お茶室 と充実した一人旅

体が動ける今  一人で行きたい所に行くべきですね。

私も京都の美術館に日帰りで行ってこようかな
 

No title

りんさん、素敵な修学旅行をしたのね。

福島県出身ながら、会津は山を越えた遠い地。1度しか行ったことがありません。しかもその地の歴史も知らず、この歳になって、りんさんに今教えていただきました。
会津のお殿様は粋人、偉かったんですね。

出かけられない理由を探して自分を納得させているだらしない私。だめだなぁ。自分で弾みをつけなきゃね。

和歌子さんへ

こんばんは。
そうなんです。体力の衰えを感じるこの頃、知人の病気や不調を聞くにつけ、今楽しく動けるうちに、と思いました。
京都に日帰りで行けるんですか。それは羨ましい!
思い立ったが吉日ですよ。
気候のいいうちにぜひ!

わすれ草さんへ

そういうものですよね。
わたしも青森の歴史には、まるで詳しくありませぬ。
そこへ行きたいと思い、その歴史に興味を持てばこそ、知るというものですよね。

出不精はわたしも一緒です。
行きたい場所がなければ行く気が起きないのは当たり前だし。
たまに、あ、ここ行きたい!と思えば、重い腰が軽くあがるというもの。
でも今回、
一人旅の楽しさを知ってしまいました。
ふふふふふ〜
プロフィール

柚木りん

Author:柚木りん
北国の林の中で、数十年暮らしてきました。
髪も白くなった今、これから向かう道すじを模索しているところ。
エッセイと写真で暮らしを綴ります。

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